発音練習は楽しい・・・よね?


語学の発音練習は好きですか?おれはめっちゃ好き!いま中国語の発音練習やってるんやけどほんまおもろい!中国語だけやなくて英語のときも発音練習はおもしろかった。今回は英語の発音練習を始めたきっかけを昔を思い出しながら書いてみます。


6年くらい前、まだ大西泰斗先生の本に出会う前の話で、本屋で偶然「英語耳」という本に出会った。英語なんか全然興味がなかったんやけど、手にとってみて衝撃を受けた!発音なんか意識したこともなく、どうやって音を出すかなんてのはまったく知らなかった。それまではmakeは「マケ」、likeは「リケ」と覚えていたんやと思うw英語耳によると子音と母音というものが存在するって書いてあって、ほんまびっくり。「s」は「s」だけで音があるし、「sh」は「sh」だけで音があるのを始めて知った。発音の構成は体系立っていて非常に合理的やなーと思った。理屈大好きな理系なオレはちょっとやってみるかと軽い気持ちで始めたw


英語の単語や文法なんかとうに忘れてて、planeとtrainの意味もまざってるし、I'll buy you the flowers.なんて第4文型の文なんか作れるはずもなかった。だけど、発音練習だけを半年から1年くらい続けた。発音の体系を勉強するのが楽しいのに加えて、「p t p p t s s t t sh sh t r r r」なんて音をだしているとラップのようで楽しかった。


口の形や舌の形で分からないことがあったら調べたくなる性格やから、英語の発音の本は10冊くらい買ってしまったwとはいっても、そのうちやり込んだのは英語耳、英語耳ドリル(ともに著:松澤喜好)。一通りやったのはおばけの英語(著:明川哲也ほか)、フォニックス“発音”トレーニングBook、実践フォニックス“会話”トレーニングBOOK(ともに著:ジュミック今井)。他の本は補足程度に読んだかな。


分けもわからず発音練習だけやってたなぁと思うけど、よく考えるといまの中国語も同じ状態。文法を学ぶ前に発音練習やってるけどほんまおもろい。なんか昔を思い出して懐かしさがこみ上げてくる。偶然とはいえ、発音練習を最初にやっていたのはほんとによかった。


1年くらい発音練習やってその後英語はどうしたかっていうと・・・?ちょっと文法でも勉強してみるかと「20万人の英語嫌いを救った」という触れ込みの文法書を買ってみたんやけど、ちょっと開いてすぐにゴミ箱に捨ててしまったw“「have + 動詞の完了形」で現在完了を示します”なんて書いてあるだけで理由が一切書いてないんやもん。


それから数年後に、大西先生の本に偶然出会ってから英語を始めた。大西先生の本に出会うまではしばらくかかったけど、子音はたまに口ずさんでいたから勘は鈍りませんでしたとさ。大西先生の本に出会ったときの話はまた今度。